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JICC・CICの開示請求方法を解説!借金の返済・借入金額が分からなくなったら開示が1番おすすめ

※【PR】記事内にプロモーションが含まれています。

借金の返済・借入状況の画像
借金の返済不能によって債務整理をする人には、借金の内容を把握できていない人が少なくありません。借金を確実に返済するためには、借金の管理を徹底することが最も重要です。

現在のカードローンのホームページには会員専用のページがあり、そこで利用履歴や残高などの確認ができるようになっていますが、システムの無いところもあります。まずは自分自身で把握する姿勢が大切です。

借金の内容を確認する方法としては、基本となるのが請求書や領収書で借金額を計算することです。

請求書や領収書には必ず借金の残高が記載されているので、合計すればすぐに分かります。ただ最近は利用者から請求されない限り、領収証や請求書を発行しないところが増えています。

大手消費者金融は会員メニューから確認できる!

ガレオ先生ポイントイラストプロミスアコムSMBCモビットなどの大手消費者金融では会員専用メニューから取引明細(利用明細)がいつでも確認できます。
いつ、いくら借入したのか、いくら返済したのか、利用明細を見ることによって、自分自身の借金の把握が簡単にできます。

【アコム会員サービスの場合】アコム会員サービス画像

取引履歴の開示請求によって返済・借入の詳細は全て分かります!

開示請求を受けている女性イラスト
領収証や請求書が見つからない場合は、借入先に「取引履歴の開示請求」をします。取引履歴の開示を求めるには借入先に電話をし、取引履歴が欲しいことを伝えます。

なお、開示請求をすると「取引履歴開示請求書」の提出を求められるので、請求書を入手し、身分証明書(運転免許証など)のコピーとともに直接借入先の窓口へ持参するか、郵便かFAXで指定先へ送ります。開示請求は無料でできます。

ちなみに、業者は利用者からの開示請求に応じることが個人情報保護法によって義務付けられているため、拒否することができません。(貸金業者側の取引明細開示義務に関しては、昔から判例が分かれていましたが平成17年7月19日の最高裁判決によって、貸金業者側が開示義務を負う判決が出され終結となりました。)

平成17年7月19日最高裁判決は、貸金業法は業者に帳簿保存義務を課しており、貸し付けと弁済が長期間繰り返される場合、特に不注意な借り手でなくても交付された書面をなくすことはあり得、債務者が債務内容を正確に把握できなければ、大きな不利益を被る可能性があるので、貸金業者は、特別の事情がなければ、信義則上、履歴を開示する義務があり、消費者から、繰り返し開示を求めたのに拒絶し、その間消費者が債務整理できなかった場合は、開示拒絶行為は違法性を持ち損害賠償義務を負う旨を判示しました。

仮に、開示を渋る業者がいたら、日本貸金業協会や管轄の財務局へ苦情を申し立てるのが得策です。

多重債務で借入先がはっきりしない人は信用情報機関へ開示請求

ザウルスくん

色々なところからお金を借りていたらどこから借入をしたのかわからなくなっちゃった。領収書も請求書も見当たらないしどうしたらいいんだろう…

ガレオ先生

借入の状況がわからないと返済の計画を立てることも出来ません。信用情報機関開示請求をして、現在どこからどれだけ借りているのかをしっかりと把握しておきましょう。

多重債務に陥っている人の中には借入金の残っている業者が不明になっているという人もいます。借入残高の存在が分からない場合は、信用情報機関に自分の信用情報の開示請求をする必要があります。

信用情報機関には利用者の生年月日や住所、電話番号、勤務先などの個人情報や、契約をしている業者や借入元金、借入残高、返済状況などの利用履歴情報がすべて登録されています。

信用情報とは、クレジットやローンなどの信用取引に関する契約内容や返済・支払状況・利用残高などの客観的取引事実を表す情報です。

信用情報には、クレジットやローンなどを利用した際の契約内容や返済・支払状況(期日通りに返済・支払したかなどの利用実績)、利用残高などに関する情報が記録されており、新たにクレジットやローンなどの利用を希望する際にクレジット会社やローン会社などが皆さまの「信用力」を判断するための参考情報として確認しています。
信用情報は、皆さまの「信用力」を表す唯一の情報であり、「個人の信用」にもとづくサービスの提供を希望する際に大切な情報です。

【引用元:JICC公式サイトより】

現在は、指定信用情報機関制度によってすべての消費者金融やクレジット会社などの貸金業者が信用情報機関に加盟しているため、闇金業者からの借金でも無い限り、自分の借入履歴はすべて確認できるようになっています。

貸金業者が加盟している信用情報機関に請求

信用情報会社のロゴ画像
貸金業者の加盟している信用情報機関にはJICCCICという2つの機関があるため、両機関に開示請求をした方が賢明です。

JICC(株式会社 日本信用情報機構)

消費者金融を中心として信販会社、保証会社などが加盟しています。「スマートフォン」「郵送」「窓口」で信用情報の開示手続きが出来ます。

スマートフォン

モバイル専用サイトにアクセスしてJICC書類送付アプリをダウンロードし、アプリから開示請求をします。本人確認は、スマートフォンで本人確認書類を撮影した画像を送信するだけです。本人確認が取れると完了メールが来るので、そのメールに記載されているURLから開示手数料の支払い方法を選択します。開示手数料は1,000円で、申込から7日~10日前後で開示結果が郵送されてきます。(簡易書留)

開示手数料の支払い方法

  • クレジットカード(1回払いのみ)
  • コンビニ決済
  • 金融機関(銀行等)のATM
  • ネットバンク

 
本人確認書類

運転免許証(又は運転経歴証明書)や住民基本台帳カード(写真付き)、パスポートなど

郵送

JICCのHPから信用情報開示申込書を印刷するか、電話で取り寄せて必要事項を記入後郵送します。開示手数料は1,000円で、書類が到着後7日~10日前後で開示結果が郵送されてきます。(簡易書留)

JICC開示申込書取り寄せ
0570-055-955

開示手数料の支払い方法

  • クレジットカード(一括払いのみ)
  • 申込書とは別紙のクレジットカードでの開示等手数料お支払い票に必要事項を記入し、開示申込書と一緒に郵送します。

  • 定額小為替証書
  • 1,000円分(ゆうちょ銀行または郵便局発行)を開示申込書と一緒に郵送します。発行日から6ヵ月以内のものが有効です。

本人確認書類

クレジットカードの場合下記のいずれか1点を、定額小為替証書の場合、下記1点表記の書類はいずれか1点、2点表記のある書類はいずれか2点を開示申込書と一緒に郵送します。住民票、印鑑登録証明書、戸籍謄本を提出する場合は発行日より3か月以内のものを提出します。

窓口

東京と大阪にある窓口で手続きをします。窓口に置いてある受付表に必要事項を記入し、券売機で利用券(500円)を購入したのち受付表と一緒に受付に提出します。報告書受け取りの際に本人確認書類を提出し、本人確認を行います。本人確認が取れ次第報告書を受け取ることが出来ます。受付に書類を提出してから受け取りまでは約10分程度です。

開示手数料の支払い方法

窓口の開示手数料の支払い方法は現金のみです。券売機で利用券(500円)を購入する形で支払いをします。

本人確認書類

上記郵送での開示請求手続きの定額小為替証書支払いの場合と準備する本人確認書類は一緒です。

受付時間

月曜日~金曜日(祝日・年末年始除く)
10:00~12:00、13:00~16:00

CIC(株式会社シー・アイ・シー)

クレジットカード会社の共同出資により設立された機関で、クレジットカード会社、消費者金融、銀行、リース会社など幅広い会社が加盟しています。「インターネット」「郵送」「窓口」で信用情報の開示手続きが出来ます。

インターネット

公式HPから手続き前の確認事項を確認したのち受付番号の取得を行います。受付番号はクレジットカードの契約時に登録した電話(固定電話・携帯電話)から下記電話番号に電話をすることで取得出来ます。

CIC受付番号取得ダイヤル
0570-021-717

受付番号取得後、1時間以内に再び公式HPで必要事項の入力と先ほど取得した受付番号を入力して送信します。その後、パソコンの場合はPDFファイルをダウンロードして開示(印刷も可)することが出来ます。スマートフォンの場合は、パスワードを入力後、開示報告書が表示されます。開示手数料は1,000円です。

受付番号を取得の際にクレジットカード契約時に電話番号登録した電話から専用ダイヤルにかける必要がありますが、本人確認書類は必要ありません。

開示手数料の支払い方法

クレジットカード(一括払いのみ)※初回開示から96時間以内に再開示を行った場合手数料は無料です。

受付時間

毎日8:00~21:45(年末年始も利用可能)

郵送

信用情報開示申込書を公式HPから印刷します。(プリンターが無い場合は、電話での取り寄せも可能です。)申込書に必要事項を記入し、その他必要書類を準備します。申込者によって必要書類が異なりますので公式HPで確認しましょう。申込書、必要書類と共に開示手数料(1,000円)をCICの首都圏開示相談室に郵送します。書類が到着後、10日前後で開示報告書が郵送されてきます。(簡易書留)

CIC開示申込書取り寄せ
0570-666-414

開示手数料の支払い方法

ゆうちょ銀行の定額小為替のみです。郵送前に用意し、申込書、必要書類と一緒に郵送します。

本人確認書類

下記の本人確認書類の中からいずれか2点の提出が必要です。2点の本人確認書類のうち1点は開示申込書に記入した現住所が記載されているものを提出する必要があります。

窓口

最寄りのCIC開示相談室から情報開示手続きが出来ます。開示手数料は500円でその場で開示報告書を受け取ることができます。窓口には、必要書類を準備してから行くようにしましょう。必要書類は先ほども説明した通り申込者により異なるので、公式HPから確認して不備のないように準備するとスムーズに手続きをすることが出来ます。

窓口ではタッチパネルで受付をして、受付後に本人確認があります。本人確認が取れるとその場で報告書を受け取ることができ、希望者は内容説明を受けることも出来ます

CIC開示相談室

受付時間

月曜日~金曜日(祝日・年末年始を除く)
10:00~12:00、13:00~16:00

本人確認書類

戸籍謄本、戸籍妙本、印鑑登録証明書以外はコピーを提出します。

1点でよいもの

  • 運転免許証又は運転経歴証明書
  • マイナンバーカード(通知カード不可)
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード(写真付き)
  • 各種障害者手帳(写真付き)
  • 特別永住者証明書又は在留カード

2点必要なもの

  • 各種健康保険証
  • 各種年金手帳
  • 戸籍謄本または戸籍妙本(発行日より3ヵ月以内の原本)
  • 印鑑登録証明書(発行日より3ヵ月以内の原本)

銀行等金融機関が加盟している信用情報機関に請求

銀行と信用金庫、労働金庫などの金融機関のみが加盟できる全国銀行個人信用情報センター(KSC)で開示請求を行います。KSCで開示請求を行う場合手続きの方法は郵送のみです。

郵送

信用情報開示申込書を公式HPから印刷します。(プリンターが無い場合は、電話での取り寄せも可能です。)開示申込書に必要事項を記入し、捺印したものを必要書類、開示手数料(1,000円)と一緒に郵送します。必要書類は、申込者により異なりますので公式HPで確認して準備をしておきましょう。書類が到着後7日~10日前後で開示結果報告書が郵送されてきます。(本人限定受取郵便又は簡易書留)

KSC開示申込書取り寄せ
フリーダイヤル:0120-540-558
携帯電話・PHS等:03-3214-5020

開示手数料の支払い方法

ゆうちょ銀行の定額小為替証書のみです。郵送前に用意し、申込書、必要書類と一緒に送ります。速達希望の場合は、280円分の切手を同封し、開示申込書の欄外に「速達希望」と記入して郵送します。

本人確認書類

下記の書類のうち「氏名」「生年月日」が確認できる資料をいずれか2点を提出します。(うち1点は現住所が確認できるものが必要です。)戸籍謄本、戸籍妙本、住民票、印鑑登録証明書は発行日から3か月以内の原本が必要ですが、その他は有効期限内のものをコピーして提出します。

  • 運転免許証(または運転経歴証明書)
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード(顔写真付き)
  • 個人番号カード(マイナンバーカード:通知カードは不可)
  • 特別永住者証明書または在留カード
  • 各種健康保険証
  • 公的年金手帳(証書)
  • 福祉手帳(証書)
  • 戸籍謄本または戸籍妙本
  • 住民票(個人番号の記載のないもの)
  • 印鑑登録証明書

問い合わせ受付時間

月曜日~金曜日(祝日・12月31日~1月3日を除く)
9:00~12:00、13:00~17:00

どこに開示請求するべきかわからないときは?

ガレオ先生重要イラスト「開示請求したいけど、どこにしたらいいかわからない」という人は多いと思います。銀行のみで借入をしているからKSCに開示請求するだけでいいということではなく、地方銀行がJICCやCICに加盟していることもあります。

自分が借入をしている会社や銀行がどの信用情報機関に加盟しているか確実にわかっている場合は該当の信用情報機関への請求で十分です。しかし、少しでも不安がある場合は情報の取りこぼしを防ぐために全ての信用情報機関に開示請求することが得策です。

 

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