アイフルの審査に通るには?審査に通る人と落ちる人のポイントを解説します!
日本の大手消費者金融のアイフルは唯一銀行グループの傘下に入っていない独立系消費者金融です。
アイフルの申し込みに必要な条件は公式サイトで下記のように記載されています。
- 満20歳以上の方
- 定期的な収入と返済能力を有する方
この条件を満たしている人は誰でも申し込みをすることが出来ます。しかし、カードローンで借り入れをする際には審査に通る必要があります。
どのような人がアイフルの審査に通り、落ちる人にはどのような特徴があるのでしょうか。
アイフルの審査で見られるポイントは?
審査では主に属性と信用情報をみられています。これはアイフルだけではなく、他のカードローンでも同じように重視されている内容です。
属性とは簡単に言うと申し込みをした本人の情報です。具体的には
- 勤務先、雇用形態
- 年収
- 勤続年数
- 年齢
- 家族構成
- 居住形態 など
が見られています。勤務先や年収、勤続年数などは安定した収入があるかどうかの判断材料として重要となります。年収に関しては、低いからという理由だけで審査に落ちることはありませんが、高いほど審査に通りやすくなります。また、勤続年数もひとつの企業で長く勤めている人ほど収入が安定しており、返済能力があると判断されるため審査に通りやすくなります。
信用情報とは、各種ローンやクレジットカードなど過去の金融機関とのやり取りが記録されたものです。この信用情報は現在日本に3つある信用情報機関で保存されており、3つの間では情報が共有されています。
金融機関はそれぞれ1つ以上の信用情報機関に加盟していますが、アイフルが加盟しているのは「CIC(株式会社シー・アイ・シー)」と「JICC(株式会社日本信用情報機構)」の2つです。
アイフルの審査に落ちる人の特徴
消費者金融の審査は甘いといわれていてもアイフルの審査通過率は50%を切っており、申し込みをした人の半分以上が審査に落ちています。
では、審査に落ちてしまう人にはどのような特徴があるのでしょうか。
- 個人信用情報に金融事故の記録がある
- 他社借入件数が多い
- 申し込み時に虚偽の申告をした
- 短期間で複数のカードローン申し込みをした
個人信用情報に金融事故を起こした記録がある
個人信用情報は先ほど説明した通り、過去の金融機関とのやり取りが記録された情報のことです。その個人信用情報に金融事故情報が記録されている人は基本的に審査には通りません。
- 長期延滞:長期的に支払いが滞ること
- 債務整理:借金を減額したり猶予を伸ばしてもらうこと
- 強制解約:延滞等の契約違反で強制的に契約を解除させられること
- 代位弁済:保証会社に支払いを立て替えてもらうこと
上記の4つが主な金融事故と言われており、金融事故を起こした場合個人信用情報に金融事故情報(異動情報)として記録されます。そして、審査の時に必ず個人信用情報を確認されるため、もし記録が残っていた場合は審査落ちとなります。
では、今後一切カードローンを利用することが出来ないのかというと、そうではありません。この金融事故情報には期限があり、信用情報機関にもよりますが最長5~10年で削除されます。もし金融事故情報が記録されてしまった場合は記録が削除されるまで待ってから申し込みをするしかありません。
個人信用情報は各信用情報機関に開示請求をすることができますので、心配な方は開示請求をして自分の個人信用情報を確認してから申し込みすることをおすすめします。
また過去にアイフルを利用していた時、金融事故を起こしたことがある方は、アイフルの社内顧客情報に記録が残されている可能性が高く、個人信用情報から記録が消えても審査に通らない可能性が高いので注意しましょう。
個人信用情報に金融事故情報があると審査に落ちてしまいますが、履歴が全くないスーパーホワイトも審査に落ちてしまう可能性があります。
個人信用情報にはローンやクレジットカードの契約・返済状況、携帯電話機種代金の分割契約や返済状況等が記録されています。スーパーホワイトとはこの信用履歴が全くない状態であり、金融事故情報が一定期間経過して削除された状態と同じとなります。
特に30代以上の方は履歴がないと、過去に金融事故情報を起こして一定期間経過後(削除後)申し込みをしているのではないかと疑われて審査に通りにくくなることもあるのです。
他社借入が多い
他社借入があるという理由で審査に落ちることはありませんが、審査時に厳しくチェックされる項目のひとつです。特に、いくら借りているかよりも何社から借りているかが重要となります。
具体的には3社の他社借入で審査に通りづらくなり、4社で稀に通ることはあっても5社を超えると確実に通らなくなります。
なぜ、借入金額よりも借入件数が重視されるかというと、複数社から借入をしている人は「1社で希望の額を借入出来ない(信用度が低い)」もしくは「借金を借金で返済している多重債務者」だと思われてしまうからです。
そのため、同じ金額を借入している場合でも1社から借入している人と複数社から借入している人では1社から借入をしている人の方が審査に通りやすくなります。
他社借入は金額よりも件数が重要視されると言いましたが、一定金額以上は金額も重視されます。一定金額というのは年収の3分の1を超える金額を既に他社から借入している場合です。
アイフルは消費者金融ですので、総量規制という法律を守らなくてはなりません。総量規制というのは、「貸金業者は利用者年収の3分の1を超える貸付をしてはならない。」という貸金業法で定められた法律です。そのため、既に他社から年収の3分の1を超える借入をしている利用者にはこれ以上の貸付をすることが出来ないのです。
そのため、希望限度額が他社借入金額と合わせて年収の3分の1を超えてしまう場合は審査に落ちるか利用限度額を引き下げての融資となります。
申し込み時に虚偽の申告をした
申し込み時に入力した情報に意図的な虚偽申告があった場合は審査に落ちます。少しくらいならバレないと思って虚偽の申告をしても、残念ながらほぼ確実にバレます。
特に他社借入状況や年収は虚偽内容で申告したくなってしまいますが、この審査項目はカードローン会社側も信用度や返済能力を判断するために特に厳しく審査しています。
他社借入状況は個人信用情報に記録されているため、嘘をついても個人信用情報を確認されたらすぐにバレてしまいます。また、年収に関しては過去利用者データから業種、職種、勤続年数などで大体の正確な年収を割り出すことができ、少しでも不審な点があったら収入証明書類の提出が求められます。
その他にも偽造した運転免許証、保険証等を書類として提出した場合や、他人になりすまして申し込みをした場合審査に落ちるだけでなく警察に通報されてしまうこともあります。
短期間で複数社のカードローンに申し込みをした
短期間で複数社のカードローンに申し込みをして、一定期間審査に通らなくなる状態のことを申し込みブラックと言います。
審査に通らなくなる理由としては「短期間で複数社の申し込みをするということはよほどお金に困っている」と返済能力を疑われてしまうからです。
また、なぜ他社の申し込みが確認されるのかというと借入の有無に関わらず申し込みしたという記録も個人信用情報に残されているからです。違うカードローン会社に申し込みをしたとしても記録を確認されて審査に落ちてしまいます。
アイフルの審査に通るためのポイント
アイフルの審査は決して甘くはありませんが、いくつかのポイントを押さえておくことで審査に通りやすくなります。
- 金融事故情報がないか確認
- 他社借入状況を正確に把握
- 申し込みは1社ずつ
- 絶対に虚偽申告をしない
金融事故情報がないか確認
先ほど説明した通り、個人信用情報に金融事故の記録が1つでもあると審査に通りません。過去に金融事故を起こしたことがある方は事前に信用情報機関に開示請求をして記録が消えていることを確認してから申し込みをすることをおすすめします。
また、申し込みブラックになってしまった方も同様に開示請求をして個人信用情報を確認しておきましょう。
他社借入状況を正確に把握
他社借入状況は個人信用情報で必ず確認されます。曖昧な記憶で申し込みをして個人信用情報の内容と相違があり、虚偽申告で審査に落ちてしまうこともあります。
このようなことがないように、事前に自分で正確な借入状況を確認しておきましょう。
また、申し込み前に出来る限り借入件数を減らしておくことも重要です。借入金額は他社から既に年収の3分の1を超える借入をしていると審査には通りませんので、減らしてから申し込みをしましょう。
申し込みは1社ずつ
審査が不安で何社も同時に申し込みをしてしまう人もいますが、申し込みブラックになってしまっては通る審査も通りません。
確実に審査に通るためには必ず1社ずつ申し込みをしていくことが重要です。また、申し込みの記録は6ヵ月間個人信用情報に残ってしまうため、申し込みブラックになってしまうと記録が消えるまでは申し込みをしても審査に通りません。
そのため、もし申し込みブラックになってしまった場合は記録が消えるまで待ってから申し込みをしましょう。
絶対に虚偽申告をしない
申し込みの時には正確で確実な情報を入力することが大事です。何度も言いますが、虚偽の申告や書類の偽造はほぼ確実にバレてしまいます。
また、意図的ではない誤字脱字にも注意が必要です。審査をする人は不審な点があると電話等で確認をしてくれますが、虚偽の申告だと思われてしまった場合は審査に落ちてしまいます。
申し込み内容はしっかりと確認をしてから送信をするようにしましょう。
在籍確認も重要な審査項目
申し込み時に申告した会社で実際に勤務しているかどうかを確認する在籍確認は必ず行われます。
この在籍確認を通過しなくては借入をすることが出来ません。基本的にアイフルの担当者が直接会社に電話をかけて在籍確認は行われます。
この時、アイフルの担当者は社名やカードローンのことを本人以外に口外することはありませんので安心してください。例えば
私○○(担当者個人名)と申しますが□□さん(申込者)いらっしゃいますか?
ただいま□□は席を外しております。
わかりました。またかけなおします。
- 会社自体存在していなかった
- 実際に働いていなかった
- 休職、産休、育休中だった
在籍確認で上記のことが発覚した場合は審査落ちとなります。
また、電話で確認が取れなかった場合は審査担当者に相談をしたうえで書類での在籍確認が可能となることもあります。
申し込む前に1秒診断
アイフルの公式サイトには「1秒診断」というものがあり、匿名で誰でも簡単に借入が出来るかどうかの簡易診断をすることが出来ます。
※画像はアイフル公式サイトより抜粋
年齢、雇用形態、年収、他社借入金額を入力して診断開始ボタンをクリックすると瞬時に借入可否が表示されます。
あくまで簡単な診断ですので、審査の結果を保証するものではありません。しかし、他社から借入がある方は総量規制に引っかからないかを瞬時に確認することが出来るためとても便利です。また、初めての利用で審査に通るか不安という方も申し込みの前に利用してみるといいでしょう。
コメント
この記事へのコメントはありません。
コメントする