ノーローンの審査に通るには?審査落ちする人の特徴を解説!
ノーローンは新生銀行の子会社であるシンキ株式会社が運営する消費者金融です。ノーローンは、何度でも利用できる7日間の無利息期間が最大の特徴です。
ノーローンが公表している審査通過率は20%前後でかなり低い数字です。数字だけ見るとノーローンの審査はかなり厳しいということになりますが実際に厳しいのでしょうか。
また、どのような点に注意しておくとノーローンの審査に通過することが出来るのでしょうか。
ノーローンの審査で見られているポイント
ノーローンの申し込み条件は下記のように公式サイトに記載されています。
- 本人に安定した収入のある方
- 当社基準を満たす方
パートをしている主婦やアルバイトをしている学生でも安定した収入がある方は申し込み可能です。
消費者金融のカードローンは申し込み条件に年齢制限があるところが多いけどノーローンはないんだね!
本人に安定した収入がある方は何歳でも申し込みが出来ます。ただ、実際には20歳未満の方と70歳以上の方は申し込みをしても審査に落ちてしまうことが多いです。
ノーローンの申し込み内容
希望借入額
いくら借入したいかを入力します。あくまでも希望なので審査を通過しても申し込み時に入力した希望借入額より低い利用限度額が設定されることもあります。
利用目的
ショッピングや医療費など自己申告で利用目的を入力します。利用目的がパチンコや競馬などのギャンブル、他社への借金返済の場合審査に落ちることがあります。
個人情報(属性)
氏名、住所、勤務先、勤続年数、雇用形態など本人の情報を入力します。特に重要視されるのは勤務先、年収、勤続年数です。
他社借入状況
現在借入をしている金融機関名やいくら借入をしているかなどを入力します。曖昧な情報を入力して虚偽申告と判断されることもあるので正確に把握してから申し込みをしましょう。
ノーローンの審査に落ちる人の特徴
年齢制限がなく、本人に収入のある方は誰でも申し込みが出来るノーローンですが、審査に通らなくては借入をすることが出来ません。
公表されている審査通過率は20%前後と低いため、審査に通るか不安な人も多いと思います。では、ノーローンの審査で落ちてしまう人の特徴を見てみましょう。
- 過去に金融事故を起こしたことがある
- 収入が安定していない
- 他社借入が多い
- 申し込み時に虚偽の申告をした
過去に金融事故を起こしたことがある
カードローンの審査では必ず信用情報機関から信用情報を照会して申し込み内容と照らし合わせます。信用情報とは、各種ローンやクレジットカードの契約・返済状況など過去の金融機関とのやり取りが記録されたものです。
日本には3つの信用情報機関があり、ノーローンはJICC(株式会社日本信用情報機構)とCIC(株式会社シー・アイ・シー)に加盟しています。
この信用情報に金融事故を起こした記録が1つでもあると審査に落ちます。
ローンやクレジットカード利用時に何らかの問題が起こり、返済が滞るもしくは返済出来なくなってしまうことを金融事故と言います。金融事故を起こしてしまうと信用情報に金融事故情報(異動情報)として記録され、一定期間残ります。下記の4つが主な金融事故です。
- 長期延滞:長期的に支払いが滞ること
- 債務整理:借金を減額したり猶予を伸ばしてもらうこと
- 強制解約:延滞等の契約違反で強制的に契約を解除させられること
- 代位弁済:第三者に支払いを立て替えてもらうこと
長期延滞は延滞解消から一定期間経過していると審査に通ることもありますが、債務整理、強制解約、代位弁済は信用情報から消えるまで審査に通ることはありません。
収入が安定していない
安定した収入とは、具体的に言うと1ヵ月に1回以上の収入があることを指します。審査では、業種や職種、雇用形態、勤続年数と申し込み時に入力した自己申告の年収をもとに収入が安定しているかどうかを見られます。
雇用形態で一番評価が高いのは正社員ですが、職を転々としていたり勤続年数が短いと公務員や大企業の正社員でも安定かつ継続した収入が見込めないため審査に落ちてしまうことがあります。
借入希望額が50万円を超える場合や他社借入と今回申し込みをする借入希望額を合わせて100万円を超える場合は下記収入証明書類の提出が必要となります。
- 源泉徴収票
- 納税通知書
- 給与明細書(直近の2ヵ月分+1年分の賞与明細書)
- 所得証明書
- 確定申告書
- 年金証書
- 年金通知書
他社借入が多い
申し込み時に他社からの借入があるかどうかもチェックされます。もちろんない方が確実に審査に通りますが、他社借入があっても件数や金額によっては審査に通ることがあります。
もし、申し込みの時点で年収の3分の1を超える借入をしていた場合は審査に落ちます。なぜかというと、ノーローンは消費者金融のカードローンで、貸付出来る金額が総量規制という法律で定められているからです。
総量規制とは
「貸金業者は利用者年収の3分の1を超える貸付をしてはならない」という法律です。貸金業法で定められており、貸金業者(消費者金融・信販会社)が対象となるため、ノーローンも年収の3分の1を超える貸付が出来ません。
審査で他社借入が確認される際、重視されるのは借入金額よりも借入件数です。なぜ借入件数が重要かというと同じ金額を借入している人でも1社から借入をしている人より複数社から借入をしている人の方が信用度が薄くなってしまうからです。
複数社から借入をしている人は「1社から希望の金額を借入することが出来なかった」もしくは「借金を借金で返済している」と思われてしまいます。特に4社以上の借入をしている人は注意が必要です。一般的に3件の借入で審査に通りにくくなり、5件あるとほぼ審査に通ることはないと言われています。
申し込み時に虚偽の申告をした
申し込み時に入力した内容に意図的な虚偽申告が含まれていると審査に落ちます。
「これくらいならバレないだろう」「審査にどうしても通りたいから少しだけ」という気持ちで嘘の内容を入力したくなってしまいますが、余計審査に不利になるので正直に申し込みをしましょう。
審査をしている人はプロです。バレないだろうと思って入力した虚偽申告はほぼ確実に見抜かれ、審査に落ちてしまいます。
また、偽造した書類(運転免許証・健康保険証)を提出してしまうと審査に落ちてしまうだけでなく最悪の場合警察に通報されることもありますので絶対にしないようにしましょう。
ノーローンの審査に通るには?
ノーローンの審査は決して甘いわけではありませんが、それほど厳しくもありません。審査通過率の数字を見るととても厳しい審査が行われるのではないかと思うかもしれません。
しかし、以下のポイントを押さえているだけで審査に通る可能性はかなり上がります。
- 金融事故情報が無いか確認
- 必要最低限の希望借入額で申し込み
- 虚偽申告は絶対にしない
- 申し込みブラックに注意
金融事故情報が無いか確認
審査で確認される信用情報に金融事故情報が1つでも記録されていると、その時点で審査に落ちてしまいます。もし、過去に金融事故を起こしたことがある人は注意が必要です。
記録が消えているかどうか不安な場合は、申し込みをする前に信用情報機関に信用情報の開示請求をしてみましょう。
また、過去に申し込みブラックになってしまった人も、開示請求をして申し込み記録が消えていることを確認してから申し込みを行うことがおすすめです。
必要最低限の希望借入額で申し込み
借入希望額は低いほど審査に通りやすくなります。借入希望額を少額で申し込みをすると審査の時に「計画的に借入が出来る人」と評価されることがあるからです。
審査通過後は定期的な借入と確実な返済をしていくことで利用限度額を増額してもらえることもありますので、最初は必要最低限の借入希望額で申し込みをするようにしましょう。
虚偽申告は絶対にしない
虚偽の申告はバレた時点で審査落ちです。年収、他社借入状況、勤務先など虚偽の申告をしたくなってしまいますが、ほぼ確実にバレてしまいます。
特に勤務先は在籍確認を行うため虚偽申告で審査に通ることはほぼないでしょう。
審査の一環として申し込み時に申告された勤務先で実際に働いているかどうかを確認する在籍確認が必ず行われます。ノーローンの担当者が直接会社に電話をかけるため、上司や同僚にバレないか不安に思うかもしれませんが本人以外に社名や用件を口外することはありません。
具体的には担当者の個人名で電話がかかってきます。そして、本人が出た場合はその時点で在籍確認は完了です。本人以外が出た場合は「席を外しております」や「外出しております」など在籍が確認できると完了となります。
申し込みブラックに注意
短期間に複数社のカードローン申し込みをしてしまい、一定期間審査に通らなくなる状態を申し込みブラックと言います。
申し込みの情報は借入の有無に関わらず信用情報に記録されているため、カードローン会社は他社への申し込みも全て信用情報から確認することが出来ます。申し込みの記録は6ヵ月間信用情報に残ってしまい、この記録が削除されるまでは申し込みをしても審査に落ちてしまうのです。
また、信用情報機関に「削除してほしい」といっても削除してもらえることはないので、申し込みブラックになってしまった場合は申し込みの記録が信用情報から消えるのを待つしかありません。
そして、申し込みブラックにならないよう同時申し込みを避け、1社ずつ審査を受けるようにしましょう。
申し込み前に3秒借入診断が出来ます
ノーローンの公式サイトには3秒借入診断というものがあります。
※画像はノーローン公式サイトから抜粋
年齢、年収、他社借入状況、他社への返済遅延有無を入力して診断開始ボタンをクリックすると融資可否が表示されます。
簡易的な診断であるため、3秒借入診断の結果と実際の審査の結果は異なる場合もあります。しかし、他社借入をしている方や初めてカードローンの申し込みをする方は一度診断してからの申し込みがおすすめです。
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