イオン銀行カードローンの審査に通るには?審査落ちしないための指南書
イオン銀行は大手スーパーのイオンが2007年に開業したネットバンクです。イオン銀行カードローンBIGが2017年3月にイオン銀行カードローンとなり、より利用しやすくなりました。
イオン銀行カードローンの最大の魅力は銀行カードローンの中でも低い金利です。
もちろん金利は少しでも低いところから借入したいけど、金利が低いところは審査が厳しいんじゃないの?
もちろん金利が低い分審査は甘くありません。しかし、ポイントを押さえておくことで審査に通る確率がかなり高くなります。
イオン銀行カードローンの申し込み条件
イオン銀行カードローンの申し込み条件は公式サイトに下記のように記載されています。
- 日本国内に居住している方、外国籍の方については永住許可を受けている方
- ご契約時の年齢が満20歳以上、満65歳未満の方
- ご本人または配偶者に安定かつ継続した収入の見込める方
- イオンクレジットサービス株式会社、またはオリックス・クレジット株式会社の保証を受けられる方
イオン銀行カードローンBIGは、申し込み条件に「イオン銀行の口座を持っている人」という項目がありましたが、現在はイオン銀行の口座を持っていなくても申し込みが可能です。
本人に安定かつ継続した収入があるパート、アルバイトや配偶者に安定かつ継続した収入がある専業主婦(夫)は申し込みが可能ですが、学生はアルバイトをしていても申し込みが出来ません。
また、イオン銀行カードローンを利用するにあたり、保証会社であるイオンクレジットサービス株式会社、またはオリックス・クレジット株式会社の保証を受けることが申し込み必須条件となります。
イオン銀行の保証会社とは?
保証会社とは、銀行カードローンの審査に関する保証を請け負っている会社です。簡単に言うと、銀行カードローンの審査と返済出来なくなった場合の肩代わり(代位弁済)をしてくれる会社です。
イオン銀行の保証会社はイオンクレジットサービス株式会社とオリックス・クレジット株式会社なのでイオン銀行カードローンの申し込みをするとどちらかが審査を行うことになります。
そして、もし返済が出来なくなった場合肩代わりをしてもらいその後は保証会社に返済をしていくことになります。
消費者金融はこれらの業務を自社で行っていますが、銀行カードローンは消費者金融や信販会社を保証会社として業務を委託しているため、銀行カードローンの申し込み条件には保証会社の保証が受けられる方という記載がされています。
イオン銀行カードローンの審査に通るポイント
審査に通るためには最低限申し込み条件を満たしている必要がありますが、その他にどのようなポイントがあるのでしょうか。
安定かつ継続した収入がある
イオン銀行カードローンの申し込み条件にもあるように、「本人または配偶者に安定かつ継続した収入が見込めること」が申し込みの大前提となります。
具体的には毎月1回以上の収入があると安定した収入があると認められます。ただし、パチンコや競馬などのギャンブルでの収入は1ヵ月に1回以上の収入があったとしても安定した収入としては認められません。
また審査では、勤務先や雇用形態、勤続年数、年収などから安定した収入があるかどうかを見られています。
借入希望額が300万円を超える場合は下記のうちいずれか1点の提出が必要です。
- 源泉徴収票(前年度)
- 給与明細書(直近3ヵ月以内のものを2ヵ月分)
- 住民税の課税決定通知書
個人事業主、法人代表者の方は借入金額に関わらず住民税の課税決定通知書の提出が必要です。
必要最低限の希望借入額で申し込み
申し込み時には希望借入額を入力します。あくまでも希望なので、審査を通過しても利用限度額が希望借入額よりも少なく設定されていることもあります。
この希望借入額は低いほど審査に通りやすくなるのです。審査ではこの希望借入額が年収やその他条件と見合っているかが見られます。
申し込み時に余裕をもって多めに希望借入額を申請するのではなく、最低限必要な金額を申請することで「計画的に借入が出来る人」と判断され、審査に通りやすくなります。
信用情報に金融事故を起こした記録がない
カードローンの審査では必ず信用情報を照会して過去の金融機関とのやり取りで問題がなかったかを確認します。
信用情報というのは、ローンやクレジットカードの契約・返済の情報や携帯の分割支払いの契約・支払いの情報などが記録されているもので、信用情報機関というところが管理しています。
現在日本には3つの信用情報機関があり、イオンクレジットサービス株式会社はCIC(株式会社シー・アイ・シー)、オリックス・クレジット株式会社はJICC(株式会社日本信用情報機構)とCIC(株式会社シー・アイ・シー)に加盟しています。
返済などで何かしらの問題があると金融事故情報として信用情報に記録されてしまい、一定期間残ってしまいます。主な金融事故は下記の4つです。
- 長期延滞:長期的に返済が滞ること
- 債務整理:借金を減額したり猶予を伸ばしてもらうこと
- 強制解約:延滞等の契約違反で強制的に契約を解除させられること
- 代位弁済:保証会社に支払いを立て替えてもらうこと
信用情報に金融事故情報が1つでも記録されていると審査に通らなくなってしまうため、もし金融事故を起こしてしまった場合は記録が削除されるまで待つしかありません。
そのため、過去に金融事故を起こしたことがある人は申し込みをする前に信用情報機関に開示請求をして金融事故の記録が消えているか確認しておきましょう。
同時に複数のカードローン申し込みをしたり、短期間で複数のカードローン申し込みをすると申し込みブラックになってしまい一定期間審査に通らなくなってしまいます。申し込みの情報は審査に通らなくても信用情報に記録されてしまうため、審査の際には他社への申し込みの記録も全て確認されます。
審査に通るか不安で複数社に申し込みをしてしまうとお金に相当困っていると思われてしまい審査に不利となってしまうので必ず1社ずつ申し込みをするようにしましょう。
正確・正直な情報で申し込みをする
申し込み時には虚偽の申告や誤字脱字に注意しましょう。
虚偽の申告がバレた場合には、審査に落ちてしまいます。少しくらいならバレないんじゃないかと思って虚偽申告をしてしまう人もいますが、ほぼ確実にバレます。
また、故意ではない誤字脱字でも審査の際に虚偽申告だと判断されると審査におちてしまうこともありますので必ず申し込み内容を確認をしてから送信するようにしましょう。
また、他人になりすましての申し込みや提出書類の偽造は絶対にしてはいけません。もしバレた場合は審査に落ちてしまうだけではなく警察に通報されてしまうこともあります。
イオン銀行の在籍確認はどのように行われるの?
在籍確認とはカードローン審査の1つで申し込み時に申告した会社で実際に働いているかどうかを確認するものです。審査担当者から個人名で直接会社に電話がかかってきて在籍確認が行われます。
在籍確認はその会社で働いていることを確認することが目的であるため本人が電話に出る必要はなく、本人以外が出た場合はカードローンのことを口にすることはありません。
業者によっては在籍確認を書類で対応してもらえるところもありますが、イオン銀行は必ず会社への電話で在籍確認が行われます。稀に条件が揃うと在籍確認が行われずに審査に通ることがありますが、基本的には行われると思っておきましょう。
他社カードローン借入は少なくしておきましょう
イオン銀行カードローンは他社借入についての審査が厳しいと言われています。
もちろん他社借入はない方が審査に通りやすくなりますが、他社借入があっても審査に通ることがあります。注意するポイントは下記の3つです。
- 借入件数
- 借入金額
- 返済の状況
借入件数は通常3社以上の借入があると審査に通りにくくなると言われていますが、イオン銀行は2社以上の借入があると審査に通らない可能性があります。
つまり、他社借入があっても審査に通るためには2社未満からの少額借入で滞りなく返済をしていることが最低限必要となります。
イオン銀行審査落ちは結果が郵送されます
イオン銀行カードローンの審査に通ると審査結果がメールで届きますが、審査に落ちた場合は自宅に郵送されます。
審査に通った場合でもローンカードが届くためどちらにしても郵送物がありますが、審査の結果がわかるまでに時間がかかってしまうのが1つのデメリットです。
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