みずほ銀行カードローンの返済方法と返済の注意点について教えます!
みずほ銀行カードローンの返済は毎月10日にみずほ銀行の口座(返済用普通口座)から自動引き落としされます。
返済日までに返済額を返済用の口座に入金しておく必要がありますが、手数料無料で返済ができ、ATMなどで返済手続きのための操作をする手間もありません。
毎月いくらずつ返済をするの?
みずほ銀行の返済方式は、残高スライド方式です。残高スライド方式とは、借入残高によって返済額がスライドする返済方式です。
みずほ銀行は、毎月10日の時点での借入残高によって返済金額が変動します。
【利用限度額が200万円未満の場合】
前月10日までの利用残高 | 毎月の返済額 |
---|---|
1万円未満 | 前月10日現在の利用残高 |
1万円以上~50万円以下 | 1万円 |
50万円超~100万円以下 | 2万円 |
100万円超 | 利用残高が50万円増すごとに1万円ずつ追加 |
【利用限度額が200万円以上の場合】
前月10日までの利用残高 | 毎月の返済額 |
---|---|
1万円未満 | 前月10日現在の利用残高 |
1万円以上~100万円以下 | 1万円 |
100万円超~200万円以下 | 2万円 |
200万円超 | 利用残高が100万円増すごとに1万円ずつ追加 |
例えば、利用限度額200万円未満で1月10日の借入残高が20万円だったとします。その場合は、2月10日に口座から1万円の自動引き落とし返済が行われます。
そして、みずほ銀行の返済は、支払い金額から利息を引かれた額が元金の返済に充てられています。
そのため、締め日に20万円を14.0%で借入していた場合は20万円×14.0(金利)÷365(年間日数)×31(前回締め日からの借入日数)=2,378円(利息)が支払い金額から利息の返済に充てられ、残りの7,622円が元金の返済に充てられるのです。
返済日に口座残高が足りなかったらどうなるの?
返済日に返済用の口座残高が足りなくて遅延損害金を取られちゃったよ。
返済日に口座残高が足りないと遅延扱いです。返済日周辺は特に口座残高をこまめにチェックしておきましょう。
返済日を忘れていても口座にお金が入っていると自動的に引き落とししてくれる点がメリットの1つですが、口座残高が足りていないと遅延扱いとなってしまいます。
常に口座にお金がある方は問題ありませんが、普段あまりお金を入れていない方は注意が必要です。
口座残高が不足していた場合でも遅延として記録が残され、新規の借入が停止します。また、遅延損害金が発生してしまいますので必ず返済日までに口座残高を確認しておきましょう。
返済が行われなかった場合に発生する料金を遅延損害金と言います。延滞料金のようなもので、返済期日の翌日から支払いが行われるまでの分を返済金額に上乗せして支払うことになります。遅延損害金は、下記の計算式で日割り計算されます。
みずほ銀行の遅延利率は年19.9%となるため、20万円の借入をしていて返済が1週間遅れてしまった場合は20万円×19.9%÷365×7日=763円となります。それほど大きな金額ではありませんが、余分なお金を支払うことのないように返済期限はしっかり守るようにしましょう。
繰り上げ返済が重要!
もちろん毎月の自動引き落とし返済を遅れることなく続けているといつかは完済出来ます。
しかし、この自動引き落とし返済のみを行っていると返済期間が延びてしまい「自動引き落としで返済しているのに借入残高がなかなか減らない」「いつの間にか利息負担が大きくなっていた」ということになってしまいます。
そこで重要なのは、積極的に繰り上げ返済を行うことです。繰り上げ返済とは、毎月の返済とは別に自分の好きなタイミングで好きな金額を返済していく方法です。
通常の返済は、支払い金額から利息が引かれた分が元金の返済に充てられますが、繰り上げ返済の場合は支払い金額全てが元金の返済に充てられます。
積極的に繰り上げ返済を行うことで早く元金を減らせる分、早期完済を目指すことができ結果的に利息の負担も少なくて済みます。
毎月少額でも利息の負担を減らすことが出来るため積極的に繰り上げ返済を行いましょう。
繰り上げ返済の方法
- 提携ATMから返済
- インターネットバンキングからの返済
提携ATMから返済
みずほ銀行カードローンには、「キャッシュカード兼用型」と「カードローン専用型」があります。
カードローン専用型で契約している場合は上記のどのATMからでも繰り上げ返済を行うことが出来ますが、キャッシュカード兼用型で契約している場合はゆうちょ銀行ATMのみ利用出来ません。
また、ATMからの繰り上げ返済は、利用時間が限られておりみずほ銀行ATM以外からの返済はATM利用手数料が発生します。
ATMの種類 | 利用可能時間(平日) | 利用可能時間(土日祝) | ATM利用手数料 |
---|---|---|---|
みずほ銀行ATM | 8:45~18:00 | 9:00~17:00 | 無料 |
提携コンビニATM | 8:45~18:00 | 9:00~17:00 | 108円~216円 |
ゆうちょ銀行ATM | 8:45~18:00 | 9:00~17:00 | 108円 |
コンビニATMの手数料は1万円未満で108円、1万円以上で216円の手数料が発生します。
一回の手数料はそれほど高くありませんが、何度も返済を行うと大きな負担になってしまうため、繰り上げ返済の時はみずほ銀行のATMを利用することをおすすめします。
インターネットバンキングからの返済
もうひとつの返済方法は、みずほダイレクトというインターネットバンキングからの繰り上げ返済です。
- みずほダイレクトにログイン
- 引き出し口座・返済口座を選択
- 返済金額を入力
- 返済内容を確認する
- 返済の完了を確認する
みずほダイレクトからの返済は、手数料がかかりません。事前登録が必要となりますが、インターネットから返済が出来るため24時間好きな場所から返済をすることが出来ます。
ただし、平日の15時以降と土日祝日に返済の手続きを行っても反映が翌営業日となりますので注意しましょう。
返済計画が立てやすい!返済シュミレーション
みずほ銀行カードローンの公式サイトでは、返済シュミレーションを行うことが出来ます。
返済シュミレーションでは、「返済期間」「返済回数」「返済金額」の3種類をシュミレーションできます。
返済期間
返済期間では、どれくらいで完済できるかがシュミレーション出来ます。この返済期間では、毎月の自動引き落とし返済のみを行った時の返済期間が表示されます。
30万円を金利14.0%(利用限度額50万円)で借入した時の返済シュミレーションはこのようになりました。
返済回数
返済回数では、何回で完済できるかがシュミレーション出来ます。返済期間とは異なり、毎月の自動引き落とし返済に加えて繰り上げ返済を行った返済回数が表示されます。
30万円を金利14.0%で借入して、毎月2万円の返済を行った時のシュミレーションはこのようになりました。
返済金額
返済金額は、何か月で返済したいかを入力すると毎月いくらずつ返済するべきかが表示されます。
30万円を金利14.0%で借入して1年間(12ヵ月)で返済した時のシュミレーションはこのようになりました。
返済回数が減るだけでこんなにも利息の負担が変わるんだね!!
この返済シュミレーションを使うことでどれだけ利息がかかっているかを認識することができるため、積極的に利用して返済計画を立てていきましょう!
みずほ銀行カードローン返済の注意点
みずほ銀行カードローンの返済は繰り上げ返済が重要であることは先ほど述べましたが、繰り上げ返済をする際には注意が必要です。
繰り上げ返済は、任意の返済であるため返済のタイミングも返済の金額も自分で決めることが出来ます。しかし、毎月10日には自動引き落としの返済が必ず行われるということを忘れてはいけません。
例えば、繰り上げ返済をしたことによって口座残高が足りなくなり10日の引き落としができなかった場合返済遅延となります。
早期完済を目指したいという気持ちは大事ですが、毎月の返済をしっかりと行うことが最も重要です。繰り上げ返済は必ず毎月の返済を念頭に置いたうえで行うようにしましょう。
毎月10日に引き落としが行われない!
みずほ銀行の口座を持っていて、ATMを利用しているとカードローンの利用案内が表示されることがあります。
このATMからカードローンを申し込みした場合返済日が通常のカードローンと異なり、毎月17日に口座振替(自動引き落とし)となっています。
みずほ銀行カードローンのメリット・デメリット
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